もともとの髪は全て白髪

髪が白くなってきた、白髪が増えた、とよく耳にしますが、人間の本来の髪は、全て白髪です。
個人によって、髪の色に若干の違いがあり、真っ黒の人もいれば、少し茶色がかった人もいて、欧米人にはブロンドの人もいます。

髪の毛は、本来の色である白に、メラニン色素が着色して、黒や茶色になります。
長年研究され続けていますが、白髪のメカニズムは、はっきりとした原因は分かっていません。しかし、何らかの原因でメラニン色素が取り込まれなかった場合、白い髪が着色することなく、そのまま生えてくることは分かっています。

着色をさせるはたらきをする細胞が、正常に活動をするようになれば、再びメラニン色素が色をつけて、白髪が改善される可能性もあります。



遺伝するのは白髪よりも体質や習慣

薄毛が遺伝すると言われているように、白髪も遺伝をすると言われています。しかし、白髪自体が遺伝をするのではなく、メラニン色素を着色させる力が低いなど、体質的なものが遺伝をして、白髪ができやすくなるケースがあります。
加齢による細胞の衰えではなく、若いうちから白髪が多くできてしまう場合などは、体質が遺伝している可能性が高いです。

また、白髪の原因の一つと言われる、生活習慣や食生活などは、育ってきた環境で大きく異なります。
そのため、家族に白髪の多い人がいる場合は、生活リズムや食事のバランスを見直すなど、早めに対策を立てる必要があります。




細胞の衰えも原因の一つ

メラニン色素を作り出す、メラノサイトと呼ばれる細胞は加齢により、はたらきが衰えてしまいます。
そのため、年齢を重ねるにつれて、メラニン色素の着色が難しくなり、白髪が増えてしまいます。
同様に、病気やストレスなども、体内の機能が衰えるため、白髪が増えてしまいます。この場合は、病気の回復や完治、ストレスを溜め込まない生活を送ることで、体内の機能が正常にはたらき始め、白髪は徐々に改善されていきます。

また、産後は、ホルモンバランスが乱れ、さらに慢性的な栄養不足の状態が続くため、白髪になりやすいと考えられています。